池に植栽した植物を表にまとめたものです。

造成した年の6月末頃までに27種を植栽しました。
植栽をおこなった種を、年度別に分けています。
年内に生育が確認されたものは○、年内に消滅したものは●、植栽後1年以上後に消滅したものは消滅が確認された年に×をつけています。

科名 種名 1998年 1999年 2000年
草本        
オモダカ科 オモダカ ×  
  ヘラオモダカ    
トチカガミ科 トチカガミ
  セキショウモ    
ヒルムシロ科 エビモ    
ミズアオイ科 ミズアオイ
イグサ科 イグサ    
キンポウゲ科 タガラシ ×   
イネ科 マコモ    
  クサヨシ    
  カズノコグサ(ミノゴメ)    
サトイモ科 ショウブ  
ミクリ科 ミクリ  
ガマ科 ガマ    
  ヒメガマ    
カヤツリグサ科 テキリスゲ ×  
  マツバイ ×
  フトイ    
  サンカクイ    
  カンガレイ ×
スイレン科 ジュンサイ    
  コウホネ   ×
マツモ科 マツモ   ×
オトギリソウ科 コケオトギリ    
ミツガシワ科 アサザ  
シソ科 シロネ    
キキョウ科 ミゾカクシ(アゼムシロ) ×  
木本
ヤナギ科 タチヤナギ    
  カワヤナギ    
合計種数 29 27 3

 今年になって水生植物の定着状況が悪くなりました。
 アサザでは6月頃から減少し始め7月に入って消失しました。。
 そこで、7月にアサザとミズアオイの植栽を2回にわけて行っています。植栽した次の日にアサザの葉柄部分が全て切断。アメリカザリガニがハサミで切っているところが確認されました。
 また、沈水性のマツモについては昨年の夏から秋にかけて繁茂していましたが、今年は春先から全く見られておらず、水辺で成長していた水生植物についても現在ほとんどが消失している状況です。

 アメリカザリガニの定着でアサザ、ミズアオイの生育が遮られていることが考えられ、そのほかの水生植物に対してアメリカザリガニがどの程度影響をだしているのか現在まだわかっていません。

 

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