干拓地水辺ビオトープ実験池の造成について
造成地・・・河北潟干拓地。休耕地の一部(敷地410u)。
大きさ・・・水面−直径約10m。最水深−約1.5m。
造成日・・・1998年4月2日〜1998年4月21日。
導水日・・・1998年5月9日
観察舎と歩道、橋の設置日・・・1999年5月〜6月
観察舎の手前の窪地の造成日・・・1999年4月〜7月
- 池は、すり鉢状の形状をしています。浮遊植物、沈水植物、浮葉植物、抽水植物の生育を可能とするために、水辺をなだらかにして、移行帯を創出しました。
- 水は雨水が主で、夏場など水位が下がったときには、農業用水を導水しています。流出口はつくっておらず、水は地下に自然に浸透する状態にあります。
- 池の掘削には、大型機械を用いました。
歩道や観察舎、観察舎の手前の窪地、橋は手作業で造成しました。
- 掘削してでた表土は、池と道路の間に盛りました。
土を盛った場所は、道路からの緩衝帯として機能しています。
埋土種子の発芽を期待し、客土を使うことは避けています。
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