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このページでは、みなさまから寄せられたご意見を掲載します。

 
 

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「ヒシクイを発見」 夢太郎(金沢市) 2008.1.19

 1月17日夕方、舟橋近郊にコハクチョウとマガンが着陸。次々グループ毎に着陸してハクチョウの大合唱。あとで、PC上で見つけたのですが、マガンではないガンが写っているではないですか。オオヒシクイなのか、ヒシクイなのか解りません。が、マガンでないのは確かです。翌日、早く、水辺で朝を迎えるヒシクシ?をエンジンを止めて、しばし堪能しました。ハクチョウより朝寝坊でした^^;

     
 
「鮒が手に入りました」 小柴 康(県外) 2007.9.8

 先日、友人から鮒を8ひき頂きました。
地味だけど、かわいいです。

 (HP管理者から:掲載が遅くなり、たいへん申し訳ございません。)

 
「ヒシの繁茂について教えてください」 かきもと(県内) 2007.7.17

 はじめまして。競馬場近くで河北潟に流入するたくさんの小河川が集中していますが、その中で大宮川の天狗の橋付近にだけヒシが繁茂しています。同じような環境と思われる他の河川では繁殖していません。何か違いがあるのでしょうか。

 (HP管理者から:掲載が遅くなりまして、たいへん申し訳ございません。大宮川は河北潟へつながる河口のところに水門がつくられていて、水の流れがほとんどありません。一方、ヒシは本来は、水の流れがある川には繁茂せず、ため池のような静水を好みます。おそらくその辺が理由だと思います。また川の水がある程度富栄養的なことも旺盛な繁茂に関係があると思います。)

 
「鮒がいない」 小柴 康(県外) 2007.6.18

 還暦をひかえ、こどものときに見慣れたふな、めだか、どじょうを飼いたいと思い、飼う事ににした。わたしの住んでいる所は徳島県南の田舎だが、めだかは数年前に手に入れ増えている。が、どじょう、ふなは自然から手に入れることができず、どじょうは購入できたが、ふなはいまだに手に入らない。この田舎がこんなにも小動物が住めない環境にかわってしまっていることに気付き、危惧感をいだいている。
 ネットで、「ふな」でひいてみると、鮒寿司ばかりでてくる。哀しいかぎりである。
 わたしは、四国で自然の池としては一番大きい海老ヶ池を所有しているが、外来魚が横行している。

 (HP管理者から:ご投稿いただいた文章のうち、最後の1文は理由や根拠が示されていないので、削除させていただきました。再投稿いただければ追加掲載を検討いたします。)

 
「マガン到来」 夢太郎(金沢市) 2006.11.4

 昨日3日(金)朝早くに潟へ。津幡町領家地内(浄化センター向かいの田んぼ)で20数羽のコハクチョウを確認。マガンも2羽いました。用事を済ませて夕方また潟へ。なんと60数羽のコハクチョウと4羽のマガンが。ラッキーでした。今日も早くに確認に行ったら20羽程度いましたがマガンは確認できませんでした。

     

 (HP管理者から:河北潟の周辺には、コハクチョウが安心して休める場所が少なくなってきています。ハクチョウを撮影する方々がおりましたら、できるだけ離れたところからお願いしたいと思います。撮影者が距離を縮めていくと、ハクチョウは最初は首をもたげて、じりじりと歩いて離れていきますが、いよいよ近くついていくと徐々にあるいは一斉に飛び立ちます。飛ぶのには多大なエネルギーが必要なため、できるだけ飛ばないで済むように、そのような行動をとるようです。カメラレンズを通してみると、もどかしい距離ですが、そのような警戒の行動をとる手前の距離までが、餌付けされていない野生のハクチョウのいきいきとした姿を観察できる距離です。ハクチョウの行動をよくみながら、ゆっくりと近づいて距離を確かめてみてください。)

 
「瀕死の野鳥」 夢太郎(金沢市) 2006.9.6

 会社の裏で瀕死の野鳥発見。どうする事も出来ないままとりあえずダンボールにティッシュを敷いてその中に。水を少し飲ませてあげました。少し目を開ける状態になりかけです。鳥の名前も解からず、苦慮しております。さて、どうしたものやら。

  
 
「バン」 夢太郎(金沢市) 2006.7.17

 河北潟は、元々は地域の人々を育んできた大切な資源でした。干拓事業で周辺地域は潟と疎遠になり関係者だけの特定地域と化しています。しかし、動物や植物も追いやられて関係者の嫌われ者もいます。バンです。警戒心の強いバンを撮影の時でした。関係者(蓮田の持ち主)から「こら!お前人の蓮田食われているの見てて何とも思わんか?追い払えよ!」突然ものすごい剣幕でせまってきました。私は何が何だかよく分からずに、その場を立ち去りましたが、関係者の気持ちも私なりに理解できます。しかし、共存共栄とは行かないものなんでしょうね。恐竜の名残を残し(?)進化を続けてきたバン、オオバン、潟の隅で懸命に生きています。今は「関係者以外立ち入り禁止」の大きな看板が立ち、バンの生息地までは入れませんが元気でいるのか心配です。「関係者」。誰があの地を関係者だけの世界にしたのでしょうか?バン。クイナ科との事。あなた方も「関係者」なのだから遠慮せず一杯クイナ^^;

 
「チュウヒ」 夢太郎(金沢市) 2006.7.11

 やっとの思いで撮影に成功しました。優柔不断な飛行で撮影泣かせなチュウヒ。飛行の容でわかるのですが、どこが特徴なのでしょうか?

     
         
     

 (HP管理者から:オオヨシキリとケリもみごとに撮れていますね)

 
「オオバンと遭遇」 水無月(金沢市) 2006.3.3

 仕事の帰り道、河北潟東部承水路でオオバンらしき鳥を発見!!18羽いました。潟にはよく居るのですか?オオバンに間違いないでしょうか?ご確認いただけますでしょうか。

     

 (HP管理者から:オオバンのようですね。河北潟では最近よく見られるようになりました)

 
「トビではなかった」 夢太郎(金沢市) 2006.2.25

 お世話様です。潟の牧場近くで目撃しました。が、トビより羽の動きがはやく、中々近寄れませんでしたが何とか確認できる距離まで接近。名前は?はて?

     
 
「飛行中のマガン」 夢太郎(金沢市) 2006.2.13

 1月29日コハクチョウを探しに木越から津幡方面に移動中、競馬場裏手から飛び立つた集団に目をやると雁かも。写真はその時のものです。PROVIA100 300mm

     
 
「真雁と白鳥」 夢太郎(金沢市) 2006.1.26

 久々に白鳥を観察しに潟に向かって走ってたら八田地内で120羽程の小白鳥に遭遇しました。よくよく見ると真雁らしき鳥も休憩しており撮影しました。確認いただけますでしょうか。

  
  2006.1.22撮影(競馬場裏手の厩舎近くにて)

 (HP管理者から:写真は別途お送りいただいたものです。ここでは画像サイズを小さくしてあるので見えにくいのですが、マガンで間違いなさそうです)

 
「今悩んでいます」 河合 雄二(金沢市) 2004.3.7

石川県には内水面漁業規則があり、5月のふな・こいの採捕(捕獲)が禁止されております。

 私は、日本へら鮒釣研究会の金沢支部で広報を担当しています。私達の活動の柱に「北陸にへらぶな釣りの文化を定着させる事」という部分があります。この文化の言葉の中には、釣りを通して自然と触れ合うことも含まれます。
 当然ですが、淡水域での釣りです。これが内水面漁業規則との係わりとなります。文頭の内容は、期間の差はありますが北陸3県とも存在すると聞いています。しかし、石川県では、河北潟を中心に他県から≪営利目的≫でふなを獲りに来ています。この規則は、漁業権の無い河北潟では唯一規制の効く規制となっています。
 今、河北潟ではふなの生息数の調査をしています。県と、当研究会の共同作業で3年間の予定です。当然ですが、ふなは河北潟の大切な資源です。これを守っていかなければなりません。
 しかし、河北潟の水質の悪化は止まりません。
 「自然再生された植物は、水中の窒素やリンを吸収し水を浄化させる」と言われています。実際はどうでしょう。確かに潟の周りには、背の高い植物が芽吹き・成長し・繁茂しています。でも、これらは何も利用される事無く冬には枯れてしまいます。結局、水を浄化させる機能はゼロに戻ります。
 つまり、浄化させるには≪抜く≫という操作がなければ成立しないと思うのです。
 以前の河北潟は、ゴカイを・シジミを・魚を取り、カヤを利用し、レンコンを食べていたのです。これにより≪抜く≫があったのです。生活することが自然のサイクルと合致していた頃、水質のことなんか考えなくても良かったはずです。
 大量の肥料が田畑にまかれ、これが一番下流の河北潟で濃縮される現状では、簡単に水質の改善など望めません。

 本題はここからです。
 この≪抜く≫ものにふなを含めると・・・。

 私達は、<魚族の保護>という大看板も掲げています。そのために資源調査に協力しているのですから。たぶんふな釣りを趣味にしている方は、「河合は気が狂った」と言うでしょう。しかし、私の本音は「≪抜く≫ことは、やぶさかではない」です。

 正直、悩んでいます。釣りをしない方からの意見を聞かせてください。

 
「ご紹介いただきありがとうございます。」 飯田淳一(津幡町) 2004.3.2

ご紹介いただきありがとうございます。河北潟鳥図鑑のページを作成している飯田です。
鳥図鑑のページは、まさに地域の子どもたちのために作ろうと思い立ったものです。(最近は自分の趣味と化していますが・・・)
牡丹さんの投稿にあるように、行ってみたいんだけどなかなか行けない人にぜひ知ってもらいたい、そしてそれら生き物のすめる環境を大事に思ってもらえたらという気持ちで作り始めました。
ただ、たくさんの人に見てもらいたいという思いに反して1ページあたりの静止画や動画が重すぎるのが何やってるんだか、という感じもあるのですが・・・。申し訳ありませんが、高速回線で見てください。
また、専門家ではない者が作成していますので、掲載内容に間違いがあるかもしれません。ぜひご覧になって指摘していただければ幸いです。
http://iida.yupapa.net/

 
「ホームページアドレス」 かおるこ(内灘町) 2004.3.2

飯田淳一先生のホームページアドレスを教えてください!!
お願いしマース!!

(HP管理者から:本HPの潟博物館からもリンクしています。「河北潟鳥図鑑」は、河北潟の野鳥の映像が盛りだくさんで河北潟の学習にも最適です)

 
「遥華ちゃんへお返事します」 河合 雄二(金沢市) 2004.3.1

私にも小学校五年生の娘がいます。
名前は、「みどり」といいます。植物が大好きです。でも、ほうれん草は、大嫌いです。
田上小学校です。この小学校の近くには、里山があります。
金大の角間キャンパスの登り口です。場所は、お父さんに聞いてください。

この小学校では、里山体験が環境教育の中心になっているのですよ。
その地域ごとに特徴のある環境教育には大賛成です。

ところで、河北潟について知りたいとのことですね。
実は、私は1年に50回以上河北潟に通います。何をしに行くかと言いますと、「魚釣り」です。
河北潟にはたくさんの≪ふな≫がいます。このふなを釣りに通っているのです。でも毎回必ず新しい{発見}をします。

春には、芽吹く草花。名前は知りません。北に帰る水鳥。名前は分かりません。時々釣れてくる小さな魚さん。名前は、調べます。タイリクバラタナゴ・ホンモロコ・ウグイほかにもエビ・ザリガニなんかも釣れますよ。でも、すぐに逃がしてあげます。食べるために釣っているのではなく、自然とお話しをしたくて釣りをしているつもりです。

小学校で河北潟の生き物を調べておいでと先生がおっしゃったのなら、「たくさんの草と、鳥と、魚が共に暮らしています」と答えておいてください。
名前なんか人間が勝手につけたものです。自然に生きているすがたこそ大事だと思います。

ごめんね。チョットむづかしいことを書いてしまいました。
あなたが、興味が出てきた・知りたいと思ったときにその近くに来て、ゆっくり観察して名前を調べてください。
もし、今がその時ならば、学校の理科の先生に相談して、みんなで生活の時間に近くの水辺に出かけたら良いとおもいます。
この時は、図鑑を持っていきましょう。思いがけない発見があるかもしれません。

 
「河北潟の回答について」 野島 牡丹(県内) 2004.2.29

理科で調べているという相手に対して、
河北潟へ出かけて、観察し見るのがよい。という返答は、
いささかおごりを感じ得ません。
理科と銘打つからには、相手はそんなに年齢は上ではないでしょう。
回答者がこちらの関係者だとしたら、河北潟は、
とても身近で普段行きなれている場所と思われます。が、
全くの素人しかも年齢が下の場合は、車で河北潟を回るわけには行かないと思われます。
逆に歩いて回るには広すぎます。
特定の種の生物、植物を出現地、生息地を特定して、
hp上で知らせるにはとても危険なことはわかります。
ある程度アバウト差は必要と思われます。
しかし、相手が「理科」と出している以上、
例をだして、例えていうとこの辺はこのような感じでは?
という書き方はできませんか?
「川原さん」のおしゃっていることは、
河北潟のガイドブックそのものです。
そして、もしこちらの関係者なら、
そのことを脱して、河北潟へきたことのない人向けに、
説明はできませんか?
河北潟へきてみればわかる的な言い方では、
とても乱暴です。
ほとんど姿を見せないとほ乳類を述べていましたが、
たぶんに夜行性なのでは?
アカネズミやヒメネズミも多く見られますが、
これらも夜行性です。
魚類についても実際に水面までのぞきにいける場所は
少なく、こちらも例えるなら、姿を見せないことに
変わりないように思われます。
また、hpのBBSでハンドルネーム欄に
掲載可の場合は本名を、というのも意地悪ですね。
誹謗中傷避け(除け?)ですか?

(HP管理者から:投稿フォームのハンドルネーム欄に「掲載可であれば本名」と書いたのは、「差し支えない方は本名でも可」という意味で、どのようなハンドルネームを使うかは投稿者の任意であることが前提です。特別な意図はありませんが、ご指摘されるとおり「掲載を希望する方は本名を書いてください」というようにもとれると思いますので、この部分は修正しました。ただし匿名性を前提とした誹謗中傷や一方的な批判は掲載しない方針です。)

 
「遥華ちゃんへ」 川原奈苗(金沢市) 2004.2.27

 河北潟にどんな植物がみられて、どんな動物がいるのか、河北潟にでかけてみるのが一番いいですね。見つけた生きものを、ゆっくりじっくり見ることができたら、色々な発見があると思います。

1.河北潟に住んでいる動物は?
 河北潟は大きな湖です。そしてまわりには水路や田んぼ、草原が広がっています。そこにはいろんな生きものがいます。潟の中には、フナやコイがいます。ときどき水門をこえて海の魚も入ってきます。ボラやサヨリです。水路にはメダカやモツゴなどの小さなお魚がすんでいます。水辺の植物がはえているところには、アメンボやミズカマキリ、小さなゲンゴロウの仲間、それからスジエビやテナガエビがすんでいます。それから砂地の水路の底にはマシジミという二枚貝がすんでいます。田んぼには、ヒメタニシやサカマキガイなどの巻き貝やトノサマガエルもすんでいます。いまの時期だとニホンアカガエルが産卵に来ているかもしれません。それから水辺の草むらの中には、バンやカイツブリなどの野鳥がすんでいます。ヨシ原の上空にはチュウヒやチョウゲンボウが飛んでいます。人前にはほとんど姿をみせない、タヌキやイタチ、キツネもすんでいます。そのほかにも、いろんな動物が河北潟でみられます。

2.河北潟にはどんな植物が?
 湖の水辺には、ヨシやヒメガマという背の高い植物がひろがっています。ヤナギやハンノキなどの樹木もところどころに生えています。湖周辺に流れている水路や川では、水面上に葉を浮かべるアサザ、エビモやマツモなどの水中にはえる藻、すこし背の高いマコモ、いがいがの実をつけるミクリなどがみられます。使われていない田んぼや、水辺の泥がたまった場所には、ミズアオイ、イグサ、タガラシ、セリ、ヨメナなど背の低い植物がはえています。フトイ、サンカクイ、ガマなど背の高い植物がはえているところもあります。川沿いの土手には、ヨシとヨシによくにているオギがはえています。ススキもはえています。オギやススキの穂は美しくて、秋の七草のひとつになっていますよね。
 最近は、アサザのような水生の植物やミズアオイのような湿地にはえる植物が少なくなっています。コンクリートでおおわれた水辺が多いことや、かわいた土のところが多くなったことなどいろいろな原因があります。そしてセイタカアワダチソウのような外国からやってきた植物もたくさんみられます。
 冬はほとんどの植物が枯れています。でも土のすぐ下で、暖かくなるのをまっている植物はたくさんいます。タンポポの葉のようにうに地面に葉を広げて、春をまっている植物もいます。ハマダイコンは冬の間に地面に葉を広げ、4月〜5月頃河北潟のあちこちで、白色とうす紫色の花をさかせます。

 
「河北潟」 遥華(津幡町) 2004.2.25

 私は今、理科の勉強で環境のことを調べています。そこで質問なのですが、河北潟に住んでいる動物または、植物では何がいますか?特別な(そこにしかいないもの)モノも、いるんですか?できたら教えてください。

 
「高橋さん!」 ありさ(内灘町) 2004.2.1

高橋さん、ありがとうございました!今後また質問することがあると思うので、そのときもよろしくお願いします。

 
「路傍の石さん、YOUさん、ありささんへ」 高橋 久(金沢市) 2004.1.15

路傍の石さん 

 お便りありがとうございました。路傍の石さんのご意見に対して返事を書こうと思いながら、ずいぶんとさぼってしまいました。とても本質的で奥の深い問題と思います。
 私たちは、河北潟の「再生」を目指しています。「再生」というのは、単に昔のままの河北潟に戻すということではなく、昔の河北潟と人々の暮らしの中にあった「循環する豊かな生態系」や「持続可能な自然とのつきあい方」を取り戻すということです。
 なぜなら、それらを失ったことが、現在の河北潟地域のさまざまな問題につながっていると考えるからです。また、それらを取り戻すことが、未来を生きる私たちにとって、どうしても必要なことになってきていると考えているからです。
 今の時代に適合した「再生」と「創造」を模索する上で、逆説的ではありますが、過去の暮らし方、水辺の自然や動植物を思い起こすことが、とても重要なステップになっていると思います。
 絶滅に瀕している動植物は、私たちの未来を問いかけているものです。ひとつの種が絶滅するということは、ある特定の環境が消滅することを意味しています。その環境が人間に本当に必要のないものなのか、破壊してしまう前に考える必要があると思います。さらにひとつの種は他の生物とのつながりの中で存在しています。そのつながりに中には、人間という種も含まれます。そして、環境は、生物と土地との相互作用によって成立します。土地の形状だけを復元しても、生物が死に絶えてしまっていては、もう環境を復元することはできません。失われてしまった環境と生物を取り戻すことは、簡単ではありません。動植物が絶滅するということは、その生物それだけの問題ではありません。
 たとえば、佐渡のトキや豊岡のコウノトリの復活事業も、今では、地域の再生と結びつけて考えられています。トキやコウノトリがすむためには、たくさんのドジョウが必要です。ドジョウが生きるためには、持続可能な環境保全型の農業をひとつの要とする、活き活きとした地域社会がなければなりません。そして農業は、本来、人々の生命を支える産業です。トキやコウノトリは、地域社会の将来の姿の象徴です。河北潟では、水辺と農地の両方を必要とするチュウヒが地域の象徴となりうると思います。
 言葉足らずですが、路傍の石さんのご意見に対して私の考えを述べました。またお便りいただければ幸いです。

YOUさん

 私は魚類が専門ではなく「他働式呼吸」という言葉があることを存じ上げませんでしたが、他に答えていたいだける方がおりませんでしたので、調べてみました。
 「岩波生物学事典」第4版には、呼吸運動の項で、「遊泳中は能動的な呼吸運動を行わず、前進運動の結果、口からはいってくる水流に依存するものも多い(サバ・サメ類)」とあります。このようなことは、他の文献にも書いてあります。これが「他働式呼吸」と一般に呼ばれているのかはわかりませんが、他に該当することを知りません。不十分ですが以上が調べた結果です。他の掲示板等もあたっていただければ幸いです。

ありささん

 昨年の河北潟クリーン作戦の時に、ゴミの調査を行いました。結果は、トップページから「過去に掲載したニュース」のコーナーに入っていただくと、2003年のニュースで、「クリーン作戦のゴミ調査結果」についてと「「河北潟クリーン作戦」実施される−ゴミの実態も調査−」という記事がありますので、参考にしてください。

 
「教えてください!」 ありさ(内灘町) 2004.1.14

はじめまして!ありさです。学校で河北潟について調べています。そこで、質問なんですが、河北潟にはどのようなゴミが捨てられているのですか?できれば具体的に…。べつに、具体的じゃなくてもいいです。返事は早目がいいです。注文だくさん言ってごめんなさい。とにかく教えてください!よろしくお願いします!

 
「魚の呼吸」 YOU 2003.12.08

魚の呼吸は、いろんな種類がありますが、他働式呼吸ってありますか??
知ってたら、教えてください!!

 
「河北潟の在り方について」 路傍の石(県内) 2003.10.30

 河北潟の環境に関する諸問題には、様々な団体や個人の方が提案や意見或いは活動を行っておられることには敬意を表するのですが、我々が現実的にそれらの問題をすべて解決でき得るのかどうか疑問であります。もし、その解決方法があるとすれば小市民としてなにをしなければならないのでしょうか。

 本来、人間は自然との共生はできないのではと考えています。自然をどうしても大切にしなければならないのなら、又、そうしなければ種の保存に重大な影響を及ぼすならば、人社会と自然界を切り離す法もあるのではないでしょうか。そのあたりの根本的な事が解らないので河北潟の環境保全を行う理由が見当たりません。河北潟の水質悪化や、そこに生息する動植物の絶滅も自然の摂理と思えばいいことであって、少数の回顧主義者の考えを第一義としてその対策費に税を投入して何の効果があるのか、その時代々の姿があるのではないでしょうか。

ご教授をお願いします。

 
「大宮川水門でごりの稚魚が苦しんでいます」  河合 雄二(金沢市)  2003.7.11

梅雨真っ盛りの北陸地方。放水路の水門が開かないことを祈りつつ日々を送っております。
さて、先日すごい光景に出くわしました。私も河北潟で釣り竿を出して30年以上になりますが、あんな光景は初めてでした。
大宮川の水門の本湖側で、3センチぐらいのごりの稚魚がたくさんいたのです。タモですくって洗面器に入れると縁にくっついて落ちてきません。本当に可愛いごりの稚魚です。それも半端な数ではありません。もちろん、近くには、藻えびの子もいますしウグイやオイカワもたくさんいます。
では、どうしてごりの子だけが苦しんでいるもでしょうか。
ごりは、流水を好みます。水門のコンクリートにくっついて流れに逆らって、頭を突き出しています。ごく自然な光景です。でも、大宮川の自然水門は、絶対に開きません。なぜなら、本湖より水位が低いから。
なぜ水門に流れがあるの?
人工的にポンプアップされた水が、幅約3メートルの水門を通って激しい流れを作っているもです。
ごりは本来の習性に従って上流に遡上していきます。でもその先にあるのは、巨大なポンプが作り出す激流です。
浅野川の用水水路が大宮川の源と聞きました。以前は、浅野側の天然ごりは、ここから遡上したものもいたのかもしれません。
今では、毎年人工飼育されたごりが放流されています。
それでいいじゃないか。と思う方もいるでしょう。しかし、多くの母親から生まれる多様性の高いDNAを後世に残すためには、限られた母親から作られた子孫では困るのではないでしょうか。
そう思うなら、《それをすくって浅野川に持っていけば良いのに》と思う方もいるでしょう。
しかし、もしそれが本来の『浅野川のごり』ではなかったら、雑種をつくることになります。それこそ取り返しのつかない事態となります。
いま、悩んでいます。ごりの子達は、苦しんでいます。

 
「昨年の飯田淳一さんの質問にお答えします」   河合雄二(金沢市)  2003.5.6

河北潟には多くの魚が暮らしています。中でも最も多い魚は、へら鮒でしょう。
春先に多くの鮒が死ぬ原因には、3つの事が考えられます。
 へら鮒は、3月から5月にかけて産卵します。その時、うろこが剥がれたり、頭を岸にぶつけたり、底に顔を埋めたりと色々な事件が起きます。その上、産卵行動で体力を消耗しているので、小さな傷でも命取りになります。また、大型のへら鮒ほど多量に死にます。これも「命の輪廻」と理解してください。
これらの多くはトビやタカのエサとなり、それら猛禽類の子育ての時期と同じくしている事も事実です。
 2つ目の原因は、水質の変化です。これは、5月から6月になると水温が急に上昇し酸欠状態の部分ができるのです。
浅場の水が日光により温まられ、冬場に枯れたマコモやアシを分解させるバクテリアや細菌を一気に増やします。水温が上がって溶存酸素量が少なくなります。その上、微生物の爆発的な増殖により酸素が消費され酸欠状態になる水域が出来てしまいます。
その部分に入り込んだ魚たちは呼吸が出来なくなり、死んでしまいます。これらも、大型の魚のほうが多いように思います。
 そして3つ目の原因は、農作業による用水から来る水の影響です。田植え時期のこの頃は、細かい土が大量に流れ出します。これらは、途中で沈降することなく潟や池に流入します。この細かい土が魚の呼吸器官に入り込み呼吸が出来ない状態になります。そして体力が落ち死んでしまうのです。
釣り人は、濁りがある所は避けて竿を出します。魚がいないからです。また、農薬の影響もあるかもしれませんが、データーが無いので、はっきり解りません。
 いずれにしても、農薬が原因で無い限り鳥たちは安心して捕食できますし、それによって、潟全体の浄化にもつながっていると考えれば少しの心配も要らないと思います。また、毎年多くの命が新しく誕生していることも事実です。6月には小鮒の稚魚が群れを作って泳いでいます。

 
「コミミズク」   フクロウ(県外)  2003.1.1

初河北潟干拓地には、コミミズクが越冬していると聞きましたが、見た事がありません。 現在はいるのですか?

(HP管理者から:現在でもコミミズクは河北潟干拓地で越冬しているようです。夕方に採餌飛翔していることがありますよ)

 
「バラソフトを訪ねて、、」   ラブリー高橋(県外)  2002.10.26

初めまして、高橋と申します。
バラのソフトがあるというのを知りまして食べてみたい、行って見たいでここまでたどり着きました。でもでも、、ここは何処?だれか〜方向音痴の高橋にわかるように教えてくださいな〜、、、ということで宜しくお願いします。

(HP管理者から:バラのソフトクリームは、河北潟干拓地のやや北側の湖北交差点の東側にあるバラ園で売っています。でも今年の営業は終わっていて、来年のゴールデンウイークから再開するそうです)

 
「最近魚が大量に死んでいるのですが・・・」   飯田 淳一(津幡町)  2002.5.19

最近河北潟へ行くと魚が大量に死んで浮かんでいます。2・3mおきに1匹ぐらい。原因は何なのでしょうか?昨年も新聞で報じられていましたが、毎年のことなのでしょうか。何か痛ましいです。どなたかご存じの方、教えていただけたら幸いです。

 
「歴史的風土としての保存を」   山川 流水  2002.4.8

天気のいい休日に河北潟に行くのが好きです。
ひろびろとした空と大地、河北潟のような場所はなかなか無いように感じます。

幹線道路で動物の轢死を見たり、水辺のゴミの多さや不法投棄、宅地開発など環境が悪化している様をみると、河北潟は自然環境が豊かに残る貴重な場所としては評価されていないように思えます。また多くの人に認識されていないことでしょう。

数多くの野鳥が見られる探鳥地としては知られているようですが、河北潟の風土はもっと保全の対象とされるべきだと思います。

汽水湖であった干拓以前は豊かな水郷であったと聞きます。かつての河北潟のような人と自然の営みは将来に向けて持続させるべき点が多くあると思います。古都だけに限らず河北潟のような環境は歴史的風土の保存の対象としてされないものでしょうか。

 
「意見を表明できる環境を作ることが大切」   岡山英一郎(津幡町)  2002.4.8

私は河北潟には強い憂鬱(ゆううつ)を持っています。
周辺住民の多くも、心のどこかに憂鬱を感じているかもしれません。

河北潟にダンプで次々に持ち込まれる土砂は環境を壊さないの?
河北潟で行われているネズミ駆除の空中散布をして作った作物は大丈夫?

私は小動物を殺すような薬剤をまかれた土壌で作った農作物など口にする気がしません。
乳製品も同じです。
そういう消費者の気持ちを農家の人は感じ取っているのでしょうか?

さまざまな暗い部分をもっと公にして、サンサンとした光に照らしてこそ
大きな議論が生まれ、解決策が見えてくるのではないかと思います。
人の目に触れて、人が意見を表明できる環境を作ることが大切ではないかと思います。

今の子供達が将来安心して暮らせる環境を残してやりたいですね。