津幡町漕艇場横のビオトープのアサザが満開です

 津幡町漕艇場横にあるビオトープでは、いまアサザが満開です。このビオトープは、3年前にもともとのアサザの自生地であった排水路が改修されることになり、アサザ保全のための代替地として整備されたものです。1昨年から計画的にアサザを移植しました。昨年・今年と水面の半分程度の面積を被う群落が形成されました。6月2日時点で400を超える花が咲いています。
 花の見頃はあと後1ヶ月ほどです。このビオトープを是非訪れてください。

 
津幡漕艇場横のビオトープのアサザ群落の様子。6月2日の時点で、400を超える黄色い花が咲いていました。   アサザの浮葉と花。葉は鮮やかな緑色、花はまぶしいばかりの黄色です。花は1日花で、午前中が見頃です。昼過ぎには、しぼみます。
     
 
ビオトープ全景。比較的緩やかなスロープで水辺に草が生えるようになっています。右側のデッキからアサザをみることができます。元の自生地の水路はこの写真の左側で、堤防を挟んですぐ隣に位置しています。写真奥の方でビオトープとつながっています。   ビオトープに横にあるもともとの自生地の排水路。以前は両岸にハリエンジュなどの木が生えて鬱蒼としていましたが、整備されて植物が少なくなりました。アサザの昨年はある程度発生したのですが、今年はほとんどみられなくなりました。