ニセアカシヤ伐採木の炭焼きの実験が始まります
  
−内灘砂丘砂防林帯の再生に伴うニセアカシヤ伐採木の有効活用のために−

 かつて内灘砂丘に植林されたニセアカシヤは、現在、砂丘の広範囲に林帯を形成しています。最近になって、ニセアカシヤの立ち枯れが目立つようになり、砂防林帯の樹種の転換や林帯の再生が課題となっています。森林を管理する石川県では今後、ニセアカシアの伐採を進めることとなっていますが、河北潟湖沼研究所では、その際に出る木材を有効に利用したいと考えています。そこでまずはじめに、ニセアカシヤを木炭として利用できないか研究を始めることとしました。
 最初の炭焼き実験は、3月18日から3日間、志賀町安津見町でおこないます。河北潟湖沼研究所では、炭焼きをはじめさまざまな実験と利用を多くの人たちとともに考えていきたいと思います。ニセアカシアの炭焼きに興味がある方は、第1回の炭焼きに是非ご参加下さい。詳しくはイベント情報のコーナーに掲載されています。
 また、ニセアカシヤの伐採木材の有効な利用法のアイディアを募集しています。炭焼き体験会へのお申し込み、アイディアの情報は、河北潟湖沼研究所理事長の大舘までお知らせください。みなさまの積極的な参加をお待ちしています。

炭焼き小屋の写真はこちらhttp://sawano.seiryo.ac.jp/lake/sympo99/sumi.htmにあります。