ちいさなビオトープのおはなし
  
−鶴ヶ丘小学校の手作りのビオトープ−
 

 内灘町鶴ヶ丘小学校では、5年生が中心となって校庭の片隅に水辺ビオトープをつくりました(写真1)。5年生はまず最初に、河北潟の自然について勉強しました。その後水草係の子供達(写真2)を中心にして、校庭に池を掘る作業を行いました。池が完成すると、河北潟の水草を植えました。河北潟湖沼研究所は、小学校より依頼を受けて、河北潟のガマやミクリを提供しました。研究所の川原奈苗研究員は実際にビオトープを訪れて子供達に水草の特徴や育つ場所について説明を行いました(写真3)。子供達は、裸足で池に入り、水草を植えました(写真4)。

 
写真1:鶴ヶ丘小学校の水辺ビオトープ   写真2:水草係の子供達

 

 
写真3:水草について説明をする川原研究員   写真4:水草をビオトープに移植した