自然豊かな水辺を残そう −舟入川保全プロジェクト− 実施のお知らせ

   車社会が発達するまで、もともと河北潟の周りには水路がたくさん流れ、舟が行き来していました。おもな交通手段として舟が使われていたのです。現在、多くの水路はコンクリートで固められ、かつての面影はほとんど残されていません。この馬渡川は、まだ土堀のまま残されている区間があり、かつての面影を残す貴重な水路です。しかし現状では、水路に枯れ草や泥がたまり、水が流れにくく、大雨の時には水があふれる危険もあります。
 この手入れされていない水路を、よみがえらせることが今回の活動の背景です。まずは、@この水路に生育する希少な水生植物のアサザを保全するために、近くに生育する外来植物のチクゴスズメノヒエをとりのぞきます。またA可能な範囲で泥上げします。B水路の側面が崩れているところには板などで補強します。C作業の前後の水質の変化を見ます。この活動を通じて、河北潟の水路の保全また水生生物の保全の可能性をさぐります。

【実施日】平成18年9月30日(日) 9:00〜15:00
【集合場所】馬渡橋前(金沢市木越町)
【集合時間】午前9:00
【内  容】集合後におもな活動地点に行き、草取りや泥上げ作業をおこないます。作業前と後に水質調査を実施。
【参加方法】作業に参加される方は登録が必要となります。お手数ですが下記の連絡先までお申し込みください。

  <問合わせ・連絡先> NPO法人河北潟湖沼研究所 E-mail kahoku_lake@hotmail.com
               〒920-0051金沢市二口町ハ58(金沢事務局) Tel 076-261-6951 Fax 076-265-3435

 

 

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(配信日:2006年9月26日)