河北潟の春を体感−第11回河北潟自然観察会
4月2日(日)の自然観察会は好天に恵まれ、26名もの方が参加しました。今回の観察会では、内灘町水質浄化実験施設、西部承水路(内灘町室)と金沢市水質浄化実験池を訪れました。
干拓地内の水辺ではアズマヒキガエルとニホンアカガエルが産卵を終えていました。アズマヒキガエルは成体も確認されました。また小型のゲンゴロウなどの水生昆虫が活動を始めていました。干拓地の畑では、ケリが巣を守るために鋭い鳴き声をたてていました。樹上にはアオサギやカラスの巣がいくつか確認されました。
また今回の観察会では、カワセミが水路脇のヨシにとまっていて、緑とオレンジのあざやかな体の色をじっくりと観察することができました。
観察会終了後は、バーベキューを囲んで参加者の親睦を深めました。
干拓地内で野鳥を観察する参加者
河北潟湖沼研究所のビオトープ実験池で水辺の小動物を捉えて観察しました。
水生昆虫用のネットを片手に野鳥観察。河北潟自然観察会ならではの光景です。
水の中の生物を手にとって観察。子供たちが注目します。
干拓地にはアズマヒキガエルが産卵にやってきています。