河北潟湖沼研究所設立5周年記念シンポジュウム

1994年10月に河北潟湖沼研究所が任意団体として発足してから、丸5年が経過しました。
1999年11月27日から28日まで、設立5周年を記念して、シンポジュウムが開催されました。
27日には2つのシンポジュウム、28日は一つのシンポジュウムを開催しました。
それぞれのシンポジュウムの概要は以下の通りです。

 

シンポジウム1 干拓と潟湖

日時:11月27日17:00-21:00 石川県女性センター
内容:パネルディスカッション形式で、日本各地の干拓地および干拓・埋め立て予定地の代表者により、干拓地が抱えている問題点を話し合った。
パネリスト:徳岡隆夫氏(島根大学)、松本基督氏(天草の自然を護る会)、大島弘三氏(諫早干潟緊急救済本部)、定塚謙二氏(河北潟湖沼研究所、司会)、その他
参加者:約100人

シンポジュウム2−1 干拓がもたらすもの

日時:11月27日21:30-24:00 金沢市市民芸術村里山の家
内容:座談会形式で、シンポジュウム1で提出された干拓地の問題点を掘り下げ、徹底的に話し合った。また、各地での農業の取り組みや環境問題の現状について経験交流をおこなった。
司会:沢野伸浩(河北潟湖沼研究所)
参加者:約30人

シンポジュウム2−2 河北潟自然公園化計画

日時:11月27日21:30-24:00 金沢市市民芸術村里山の家
内容:河北潟湖沼研究所生物委員会が発表した、「河北潟将来構想」をもとに、座談会形式で河北潟の自然環境保全、野生生物保護のあり方を話し合った。河北潟の環境改善やビオトープ造成、干拓地における農業と野生生物の共生の課題などについて討論した。
司会:高橋 久(河北潟湖沼研究所)
参加者:約30人

シンポジュウム3 河北潟湖沼研究所(NPO)に期待するもの

日時:11月28日10:00-12:00 金沢市市民芸術村本部2F
内容:パネルディスカッション形式で、これからのNPOに求められる役割,NPOの可能性、河北潟湖沼研究所がめざすものについて、多彩なパネリストにより様々な角度から報告された。
司会:高橋 久
パネリスト:安田常雄氏、岩持岑生氏、 北垣武久氏、 干場辰夫氏、 地井昭夫氏、 桂木健次氏、 大串龍一氏
参加者:約50人

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