河北潟周辺の住民によるビオトープづくりが始まる
   −「つばたすこやかの森」ビオトープ造成について−

 津幡町津幡の谷地を利用して、自然農法による農作物の生産を進めている人たちがいます。「つばたすこやかの森」と名付けられた場所は、現在水田がつくられています。森林公園と接する自然豊かなところで、周辺は雑木林とスギの植林が拡がり、ため池や小川なども見られます。活動の中心になっている折橋芳子さんは、「ここに、自然農法による水田や畑、果樹園、花園などを整備していく予定」と語っています。また、「周辺の自然との調和をはかるため、池を掘り、子供たちのための自然体験を兼ねたビオトープを造成したい」、「周辺の雑木林には手作業により散策路を整備して自然解説ができるようにしたい」と抱負を述べています。ビオトープづくりは、3月18日(日)に最初の作業をおこなう予定です。ビオトープづくりには、高橋久河北潟湖沼研究所理事がアドバイスをおこなっています。折橋さんたちは、ビオトープづくりや自然農法に興味のある方に参加を呼びかけています。興味のある方は、河北潟湖沼研究所金沢事務局に連絡いただければ、折橋さんにご紹介いたします。

 
「すこやかの森」を下の道路から望む   上のため池の堤からみたところ

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