理 事 長 高橋 久
副 理 事 長 桂木 健次
所 長 定塚 謙二
研 究 会 会長 大串 龍一
事 務 局
長 藤木 正範
理 事 西 靖明
同 西川 正
同 前川 繁代
同 綿村 裕
同 尾上 健治
同 永坂 正夫
同 中出 裕之
監 事 宮本 眞晴
同 砂子 忠彦
【ボランティアスタッフ】 川原奈苗
スタッフの紹介(プロフィールの申告があったメンバーから紹介していきます)
【所属・職業】 北陸水生生物研究センター代表
【研究テーマ・活動テーマ】
河北潟の水生生物
水辺の生態系
サンショウウオの生態学
地域へ貢献する科学
【研究概要・活動内容】
河北潟と干拓地の生物群集の変遷と現状について、野外調査による目録の作成、植生図の作成を継続している。
河北潟における外来種の侵入と定着過程の追跡おこなっている。
地域住民による水辺保全の取り組みの研究と実践。
持続可能な地域づくりのための主体の形成にかかる実践と研究。
【リンク】(my homepage)
https://sites.google.com/site/takahashihisashiweb
【メッセージ】
河北潟湖沼研究所のホームページには15年をかけて地域の中で実践してきたことが記録されています。河北潟地域において取り組むべき課題は整理されてきており、やりがいのある仕事ですが、まだまだ進んでいません。圧倒的に力が足りません。共に取り組む人が必要です。
【所属・職業】 富山大学名誉教授
【研究テーマ・活動テーマ】
環境経済学、地域・環境経営
【研究概要・活動内容】
富山大学定年後の5年間、福岡の私学において文系環境学部と大学院を開設マネジメント、また国公私学四法人からなる「アジア・環境・エネルギー」の共同大学院を目指したコンソーシアム福岡を開設した。
【リンク】(my homepage)
http://jp.linkedin.com/in/csanet
【メッセージ】
・活動に参加したきっかけ
金沢大学総合大学院の教員(併任)として仲間や学生に賛同して。
・訴えたいこと、目指すもの
河北潟一帯の環境共生型地域づくり
・河北潟の魅力など
金沢を取り巻く自然と歴史の修景を忘れさせない
【所属・職業】 株式会社テクノマップ (代表取締役) 測量業
副業 才田地内での農業
【研究テーマ・活動テーマ】
農業基盤におけるGIS活用
当社の中で、システム開発課があり、現在農業支援システム(農業生産者支援)を考えております。
現在官公庁などで、管理用にGIS(地理情報システム)が開発されてきていますが、私自体は、農業生産者と、消費者の関係において、GISが幅広く活用されれば、食の安全、安心がある程度確保され、有意義な物になるのではないかと思っております。
【研究概要・活動内容】
特になし
【リンク】(my homepage)
http://www.techno-map.co.jp/
【メッセージ】
活動に参加したきっかけ
私は生まれたときから、河北潟の近くで育ち、昔の河北潟の思い出が多くあります。
昭和30年代〜昭和40年代前半まで、河北潟近隣地域では、農作業を舟を使って行っており、河北潟へは舟で出て、魚釣りや、シジミ取り、菱などを取ることが出来ました。また小学生時代夏には、上級生とともに河北潟で、湖水浴をしていました。現在は干拓地が出来、農業に河北潟の水を使い、水域は調整池的に利用されております。
私としては、将来農業用水的な活用のほか、憩いの場となる河北潟にしていければと、思っております。そのためには何をすればよいか、皆さんと考え実行して行きたいと思います。
【所属・職業】 (尾上エコロジー研究所)
【研究テーマ・活動テーマ】
1.環境アセスメント
2.コミュニケーター
3.地域のサステイナビリティ
【研究概要・活動内容】
1.環境アセスメント学会で企画委員として研究活動に参加している。
昨年は、環境アセスメントのそもそも論を他の委員とともにとりまとめ、小冊子として発行した。今年は、アセス審査会のあり方について座長としてとりまとめることになっている。
2.環境アセスメント協会にて、事業者と市民の間で第三者的に介在する「コミュニケーター」について検討している。昨年は環境省の研修会やアセス学会などで成果を発表してきたが、今年は、普及のための冊子を作成すべく協議中である。
3.日本技術士会の環境部会の副部会長として企画進行の代表幹事を担当しているが、今年は、「地域のサステイナビリティ」について講演会や見学会、ワークショップ等を通じて成果をとりまとめることを提案し、承認をいただくことができたので、順次具体化に取り組んでいるところである。また、本テーマは、本研究所において実践すべきテーマと考えられ、研究と実践の両面で進められることに、大いに期待しているところである。
【リンク】
【メッセージ】
・活動に参加したきっかけ
(株)東洋設計時代に本研究所の存在を知り、私の興味と一致する面が多大であったことによる。
・訴えたいこと、目指すもの
リオサミットでいわれた持続可能性という概念には、環境に係る保全措置等を実施するにも、社会経済的裏付けが必要という考えが含まれている。河北潟においても環境面にのみならず社会面、経済面を含めた総合的な観点からの検討・実施が必要である。
また、地域に何らかの寄与ができることが必須であり、そのためのミッションを明確にすることが必要である。明確なミッションが人を集め、経済的な支持基盤の強化にも繋がるものと考えている。ミッションのないところには、人もモノも金も情報も集まらない。
・河北潟の魅力など
河北潟は、国内有数の観光地で魅力あふれる金沢の後背地に位置する。そのため、河北潟をサステイナブルな地域にすることができれば、サステイナブルでない地域から多くの人々が参集する場所となりうる。そのような場所にできるポテンシャルを持った地域だと確信している。
【所属・職業】
【研究テーマ・活動テーマ】
開発事業、環境整備、自然再生に関与する生物調査と環境保全対策
地域の人たちが日常において身近な自然と関わるしくみ
1930〜1960年頃の河北潟と潟縁の人の暮らし
【研究概要・活動内容】
・1998年に干拓地に造成されたビオトープ池の観察・記録(1999〜2002年)
・河北潟の水路の生物調査(2000年〜生物委員会メンバーで少しずつ実施)
・冬季のノスリの生息数調査(2002年〜)
・潟端出身の坂野巌さんに、河北潟の一昔前の様子について聞き取り(2003年〜)
・河北潟湖岸の植生調査(湖岸植生の現状を記録)(2005年〜)
・「河北潟の水郷、潟端より」をかほくがた通信に連載(2007年〜)
【リンク】(my homepage)
ブログ kurage575の日記
ブログ 昭和に消えた竜の水
【メッセージ】
・活動に参加したきっかけ
1998年に河北潟干拓地につくられた水辺ビオトープの観察。水辺の生きもの観察に取り組みたいと考えていた時のことで、池がつくられた2年目から観察させてもらいました。また、河北潟のひろびろとした湖と農地、海沿いにのびる内灘砂丘と広い空、ちょっとまわりを見渡すとミサゴや鷺やオオヨシキリなど色んな野鳥がワラワラと目に入ってくる自然の豊かさに惹かれたこと、そして夢のある河北潟を残すにはどうしたらよいかと、高橋事務所で自由に議論する生物委員会の人たちに感興したことも大きなきっかけです。
・訴えたいこと、目指すもの
河北潟の自然の豊かさ、偉大さ、面白さが失われないように。(4万羽ものツバメが塒に入るヨシ原の保全、水草が茂る潟湖を、ヨシゴイのいる湖岸に・・・)
いまのお年寄りが河北潟のむかし話を語るように、いまの子どもたちも将来、河北潟の自然の面白さを語ることができるような環境づくり、地域社会を。
干拓地とそのまわりの水田は、鷹が集まるすばらしい農地です。
・河北潟の魅力など
「魑魅魍魎の世界があった。」、生物委員会メンバーの三浦さんが10年ほど前に言っていた言葉が印象に残っています。また、「河北潟はおもしろい、いろんな人が集まってくる。可能性があるから・・。」、まえに藤木さんが話されていたことも耳に残っています。草木が茂って見えない場所があったり、動物も植物も人も入り乱れているような環境には、面白みと、どこか自然のゆとり(偉大さ)があります。まわりがどんどんと管理されつくした環境になっているなか、野生生物も人も集まる「可能性のある河北潟」、「夢みることのできる河北潟」が、河北潟の魅力だと感じています。