金沢城公園にはたくさんの野生生物が息づいています
ふれあいの庭のなかにいる太いタブノキ 以前は荒地のなかにポツンと寂しく立っていたが、いまは周りが植生でおおわれ、神木のような存在になった。 |
石川門から入ってすぐ、ふれあいの広場の手前の花園。 もともと植えられていたサクラの木をバックに、優しげな彩りの花が咲き誇っています。 たくさんの人が立ち止まって、撮していきます。 金沢城公園でフェスティバルが開催され、このような環境も多く見られます。 |
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堀沿いに桜並木、城壁にコケやシダ植物がたくさん生え、カルガモやイソヒヨドリ、セキレイが飛来します。 春には桜にメジロやヒヨドリが群をなして花の蜜を食べに来ます。 また、ここはモリアオガエルの産卵場所になりました。 初夏の水面をみてみると、モリアオガエルのオタマジャクシを見ることができます。 |
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本丸の森にいるウラジロガシの巨木。 金沢城公園には若くて小さな木から、老齢の大きな木まで、多様に生育しています。 |
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クマバチの巣も見られます。 | |
金沢城公園の自然について、金沢大学名誉教授の大串龍一博士が中心となって調査が進められています。1970年代から金沢大学理学部の付属植物園(本丸園地の森)を中心に環境の推移が見守られてきました。 大串龍一博士は、1989年から6年間にわたる自然環境と動物相調査をもとにして「城跡の自然誌 金沢城跡の動物相から」をまとめています(1995年に出版)。 1999年3月からふたたび、大串龍一博士のもとで金沢大学理学部の学生を中心として、自然環境ならびに動物の生態調査がおこなわれています。 |