県環境フェアとボランティアフェスタ2000に出展しました

 河北潟湖沼研究所は、この夏おこなわれた2つのイベント、「いしかわ・かんきょうフェア2000」と「ボランティアフェスタ2000」に出展しました。その様子をお知らせします。

 「いしかわ・かんきょうフェア2000」は、「いしかわ環境パートナーシップ県民会議 の主催により、8月19−20日に石川県産業展示館2号館においておこなわれました。このイベントは、「環境に関する様々な展示や体験を通して、県民一人ひとりが楽しみながら人間と環境との関わりについて理解を深め、環境にやさしい暮らしについて考え、実践していく契機とすること」を目的としています。今回は、企業からの参加が目立ち、各企業は製品展示などを積極的におこなっていましたが、市民団体からの出展は河北潟湖沼研究所など少数の団体のみでした。以前から比べると、県民の自主的参加が減り、企業PRの場に変わってきたような印象があります。行政、企業、市民・NGOのパートナーシップが名目だけとならないように、今後さらに、市民・NGOへの積極的な働きかけをおこなわれることが要望されます。
 このイベントでの河北潟湖沼研究所の出展は昨年発表した「河北潟将来構想」の主な内容を展示したもので、併せて河北潟湖沼研究所の出版物の配布と販売をおこないました。

環境フェアー出展の様子

 「ボランティアフェスタ2000」は、「いしかわ市民活動ネットワーキングセンター」の主催、(社)金沢青年会議所の特別協力で、8月26日に金沢市中央公園でおこなわれました。このイベントの目的は各分野で活動する市民活動団体(NPO)の発表、PR、リクルーティングの場を設けること、一般市民の市民活動の重要性を認識する場とする、企業、行政、NPOの相互理解の促進を図ることなどを目的としています。県内の多くの団体が出展しましたが、ボランティアブースへの一般市民の参加は多いとはいえず、このイベントがまだ十分に市民へ浸透していないことがうかがえました。
 河北潟湖沼研究所は県内初の環境NPO法人として、河北潟の環境問題とその解決の方向性についての見解を展示しました。

  

ボランティアフェスタの会場の様子(左)と河北潟湖沼研究所の出展ブース(右)

 

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