河北潟湖沼研究所が農家と取り組む河北潟の水辺・田んぼの生物多様性を保全するお米
「生きもの元気米」は、大規模化、省力化をすすめる農業によって失われる田んぼの価値を見直し、みんなが元気になる農業を目指しています。
生きもの元気米は、石川県・河北潟周辺地域の農家さんが以下の条件で作ったお米です。
1.畦で除草剤を使いません。
2.ネオニコチノイド系を含む殺虫剤の空中散布をしません。
3.栽培期間中、河北潟湖沼研究所の調査員が、
田んぼの生きもの調査をします。
畦の除草剤やネオニコチノイド系農薬の問題についてはこちらをご覧ください。
生きもの元気米は、河北潟湖沼研究所と直接契約した農家さんが、決められた田んぼで栽培したものです。
● 農家さんごとに、そして田んぼ一枚一枚ごとに管理され、販売されます。
● 生産者ごと・田んぼごとにオリジナル袋で販売します。
どこの田んぼで誰が生産したお米かがはっきりわかります。お好きなお米をお選びください。
生きもの元気米を栽培している田んぼでは、栽培期間中に河北潟湖沼研究所の研究員が生物調査をおこないます。田んぼ一枚ごとに畦生昆虫(スイ-ピング調査)、底生動物、植物を調べます。調査結果は田んぼごとにホームページで公開するほか、お米の袋に一覧が表示されます。
● どんな生きものが生息できる環境の田んぼなのか、
自分が食べるお米が作られた田んぼの環境を、生きものを通して知ることができます。
こちらのネットショップからご購入いただけます。
河北潟湖沼研究所が運営しているネットショップ「河北潟湖沼研究所のお米屋さん」にリンクしています。