河北潟湖沼研究所が農家と取り組む河北潟の水辺・田んぼの生物多様性を保全するお米
2021年より生きもの元気米に参加いただいています。 |
生産者:藤木正範さん
生きもの元気米生産地:石川県河北郡内灘町
石川県河北郡内灘町宮坂ぬ185番地 (約991.74平方メートル)
6月7日の田んぼの様子です。 | 6月14日の田んぼの様子です。 |
7月の調査の時に、10回網を振っただけで、81匹ものイナゴが網の中に入りました。昨年まで草原だった田んぼで、その頃からイナゴが非常にたくさんいましたが、田んぼとなってもまわりにイネ科の草がたくさん生えていますので、イナゴが増えるようです。でも、稲の葉は多少食べられていますが、食べつくすような状況ではなく、まわりに餌となる草がたくさんあるので、問題なさそうです。
科名 | 種名 | 2022 |
サトイモ | アオウキクサ | 〇 |
オモダカ | オモダカ | 〇 |
ツユクサ | ツユクサ | 〇 |
イボクサ | 〇 | |
ミズアオイ | コナギ | 〇 |
イネ | コバンソウ | 〇 |
ケイヌビエ | 〇 | |
チガヤ | 〇 | |
ススキ | 〇 | |
オオスズメノカタビラ | 〇 | |
アキノエノコログサ | 〇 | |
ツヅラフジ | アオツヅラフジ | 〇 |
ブドウ | ノブドウ | 〇 |
ヤブカラシ | 〇 | |
アカバナ | メマツヨイグサ | 〇 |
マメ | クサネム | 〇 |
アブラナ | ダイコン | 〇 |
イヌガラシ | 〇 | |
スカシタゴボウ | 〇 | |
タデ | スイバ | 〇 |
ナデシコ | コハコベ | 〇 |
アカネ | ヘクソカズラ | 〇 |
キョウチクトウ | ガガイモ | 〇 |
オオバコ | タチイヌノフグリ | 〇 |
キク | ヨモギ | 〇 |
アメリカセンダングサ | 〇 | |
セイタカアワダチソウ | 〇 | |
27 |
使用していません
乾燥鶏糞(使用時期:2022年5月20日)(使用量:60kg)
米糠(使用時期:2022年6月3日)(使用量:40kg)
炭化もみ殻(使用時期:2022年6月10日)(使用量:12kg)
カグラモチ
確認中です
藤木さんからのメッセージ
「すべての人に農業を(Farming for all)」
太陽と土をうやまい、人と農業を愛します。敬天愛人 敬土愛農。
持続可能な社会を築く(SDGs)には一番優先させなければならないのは「生きもの元気米」の土つくりです。そしておいしい米を毎年、だれもができるやさしい技術で楽しく作ることをめざします。私たちは4つの農家(米、スイカ、大豆、野菜農家の結婚しなかった長男三男坊)が中心になって、いしかわ自然学校の「親子で育てるスイカキャンプ」のプログラムを作っています。これから「親子で育てる生きもの元気米キャンプ」をやります。農家になりたいと言う子供たちを育てます。