河北潟湖沼研究所が農家と取り組む河北潟の水辺・田んぼの生物多様性を保全するお米
2021年より生きもの元気米に参加いただいています。 |

生産者:藤木正範さん
生きもの元気米生産地:石川県河北郡内灘町
石川県河北郡内灘町宮坂ぬ187番地
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| 6月7日の田んぼの様子です。 | |
クサネムなどの雑草が増えてしまい、害虫のカメムシも増えましたが、トンボやカエルもたくさんみられました。なかでもイトトンボが非常にたくさんみられました。
休耕地を開墾して、生きもの元気米(ゆめみづほ)がつくられました。昨年は草原となっていた場所です。ほかの田んぼを優先したこともあって、田植えが遅れ、クサネムなどの雑草に負けてしまいました。湿原となっていた田んぼでは、イトトンボ類が非常にたくさんみられました。トノサマガエルなど湿地性の生きものにとっては楽園のようでした。クサネムが増えたことで、害虫のカメムシが増えてしまいました。 |
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調査中です
調査中です
| 科名 | 種名 | 2022 |
| トクサ科 | スギナ | 〇 |
| サトイモ科 | アオウキクサ | 〇 |
| オモダカ科 | オモダカ | 〇 |
| ツユクサ科 | ツユクサ | 〇 |
| イボクサ | 〇 | |
| ミズアオイ科 | ミズアオイ | 〇 |
| コナギ | 〇 | |
| イネ科 | コバンソウ | 〇 |
| オギ | 〇 | |
| オオスズメノカタビラ | 〇 | |
| ツヅラフジ科 | アオツヅラフジ | 〇 |
| ブドウ科 | ノブドウ | 〇 |
| マメ科 | クサネム | 〇 |
| ハリエンジュ | 〇 | |
| ヤハズエンドウ | 〇 | |
| イブキノエンドウ | 〇 | |
| バラ科 | ヤブヘビイチゴ | 〇 |
| ナワシロイチゴ | 〇 | |
| トウダイグサ科 | アカメガシワ | 〇 |
| アブラナ科 | ダイコン | 〇 |
| タデ科 | ヤナギタデ | 〇 |
| スイバ | 〇 | |
| オオバコ科 | タチイヌノフグリ | 〇 |
| シソ科 | ヒメオドリコソウ | 〇 |
| キク科 | ヨモギ | 〇 |
| アメリカセンダングサ | 〇 | |
| アメリカタカサブロウ | 〇 | |
| オオアレチノギク | 〇 | |
| セイタカアワダチソウ | 〇 | |
| ウコギ科 | キヅタ | 〇 |
| 26 |
使用していません
乾燥鶏糞(使用時期:2022年5月20日)(使用量:60kg)
米糠(使用時期:2022年6月3日)(使用量:40kg)
炭化もみ殻(使用時期:2022年6月10日)(使用量:12kg)
ゆめみづほ
確認中です
藤木さんからのメッセージ
「すべての人に農業を(Farming for all)」
太陽と土をうやまい、人と農業を愛します。敬天愛人 敬土愛農。
持続可能な社会を築く(SDGs)には一番優先させなければならないのは「生きもの元気米」の土つくりです。そしておいしい米を毎年、だれもができるやさしい技術で楽しく作ることをめざします。私たちは4つの農家(米、スイカ、大豆、野菜農家の結婚しなかった長男三男坊)が中心になって、いしかわ自然学校の「親子で育てるスイカキャンプ」のプログラムを作っています。これから「親子で育てる生きもの元気米キャンプ」をやります。農家になりたいと言う子供たちを育てます。