河北潟湖沼研究所が農家と取り組む河北潟の水辺・田んぼの生物多様性を保全するお米

生きもの元気米

河北潟湖沼研究所の2020年産 めだかの田んぼ(KFu96)生きもの元気米情報

 

  予約購入はこちら

農家紹介 河北潟湖沼研究所

2017年より、NPO法人河北潟湖沼研究所が直接栽培する生きもの元気米ができました!

 

   
川原さん

生産者:河北潟湖沼研究所 担当スタッフ川原奈苗さん

生きもの元気米生産地:金沢市二日市町

河北潟湖沼研究所よりメッセージ

河北潟地域の田んぼ

田んぼは、河北潟地域の低湿地帯に生息する野生動植物にとって大事な環境となっています。農薬に頼らない田んぼを増やして、お米を食べる人も田んぼの環境を見守っていく「生きもの元気米」をひろめるために、自分たちでも生きもの元気米を作っていこうと、今年から栽培を始めました。自分たちで栽培しながら、農薬不使用の農業の可能性を探っていきたいと思います。

色々試しながらお米をつくりたい

田植えは、スタッフで協力して、手押しの田植え機をつかって、行っています。農薬不使用で栽培しているので、草取りは手作業、田んぼの中を歩いて草取りしています。稲刈りでは鎌での刈り取りと、バインダーを使って行いました。収獲した稲は、すべて稲架干しています。稲架干しは、たくさんの方に参加協力いただいています。手間をかけてつくっていますが、あまり大変にならくても、無農薬でしっかりお米ができるよう、色々試していきたいと思っています。

田んぼ(KFu96)の場所

生きもの元気米を作る田んぼの住所

石川県金沢市二日市町ロ96(約821平方メートル)

河北潟湖沼研究所の田んぼ(KFu96)の様子(2020年)

2020426田んぼの様子 0531
4月26日、田起こししています。 5月31日、作業の様子です。
0601  
6月1日の田んぼの様子です。  

今年の田んぼスター:メダカ

用水から田んぼにドジョウやメダカが入ってくるようです。今年は、水落口の近くに水が溜まるように深いところをつくり、葦簀で囲って、サギなどに食べつくされないよう配慮しました。そのおかげで、6月はメダカが50匹以上みられました。

調査員からひとこと ~ 河北潟湖沼研究所の田んぼ(KFu96)はこんなところ!

 生きもの元気米4年目をむかえました。用水を通じてドジョウやメダカが田んぼに入ってきます。今年は、水落口の近くに水が溜まるように深いところをつくり、水が少なくなっても魚がすめる場所をつくりました。葦簀で囲って、サギなどの天敵からも守るようにしました。6月はメダカが50匹以上みられるようになり、アマガエルやトノサマガエルも多くみられ、子ガエルたちがあちこちで跳ねました。

 

  予約購入はこちら

 

河北潟湖沼研究所の田んぼ(KFu96)の動物のリスト(2020年)

陸の生きもの(動物)
科名 種名 2017 2018 2019 2020
鳥類
サギ科 アオサギ
サギ科 チュウサギ
シギ科 チュウシャクシギ
カラス科 ハシボソガラス
ツバメ科 ツバメ
ムクドリ科 ムクドリ
ヒタキ科 ツグミ
スズメ科 スズメ
セキレイ科 セグロセキレイ
両生類
アマガエル科 ニホンアマガエル
アカガエル科 トノサマガエル
昆虫類
トンボ目 シオカラトンボ
バッタ目 イナゴのなかま
ハネナガイナゴ
ホシササキリ
ウスイロササキリ
カメムシ目 セジロウンカ
ヒメトビウンカ
ツマグロヨコバイ
ハチ目 ヒメバチのなかま
ハチのなかま(小型種)
ケラ
チョウ目 モンシロチョウ
コウチュウ目 ヒメカメノコテントウ
水の中の生きもの(動物)
科名 種名 2017 2018 2019 2020
両生類
アオガエル科 ニホンアマガエル(幼生)
魚類
ドジョウ
キタノメダカ
昆虫類
トンボ目 アキアカネ(幼虫)
カゲロウ目 コカゲロウのなかま(幼虫)
カメムシ目 ハネナシアメンボ
アメンボのなかま
マツモムシ
コウチュウ目 ゴマフガムシ
ハエ目 キリウジガガンボ(幼虫)
ユスリカのなかま
巻貝類
タニシ科 ヒメタニシ
モノアラガイ科 ヒメモノアラガイ
カイエビ科 カイエビ

 

キタノメダカ シオカラトンボ幼虫
キタノメダカ

シオカラトンボ幼虫

ドジョウ  
ドジョウ  

 


河北潟湖沼研究所の田んぼ(KFu96)の植物(2020年)

植物リスト
科名 種名 2017 2018 2019 2020
トクサ スギナ
イノモトソウ ヒメミズワラビ
ツユクサ ツユクサ
イボクサ
ミズアオイ コナギ
イグサ イグサ
クサイ
カヤツリグサ コゴメガヤツリ
ヒンジガヤツリ
カヤツリグサ
テンツキ
ヒデリコ
ホタルイ
スゲ属の一種
イネ メヒシバ
アゼガヤ
ケイヌビエ
チガヤ
ホソムギ
アオコメガヤ
ヨシ
スズメノカタビラ
オオスズメノカタビラ
ヒエガエリ
アキノエノコログサ
キンエノコロ
マコモ
キンポウゲ タガラシ
ベンケイソウ コモチマンネングサ
アカバナ チョウジタデ
マメ クサネム
ヤハズソウ
コメツブツメクサ
シロツメクサ
ヤハズエンドウ
カタバミ カタバミ
トウダイグサ エノキグサ
オトギリソウ コケオトギリ
アブラナ タネツケバナ
イヌガラシ
スカシタゴボウ
タデ ヤナギタデ
ミゾソバ
アレチギシギシ
ナデシコ オランダミミナグサ
スベリヒユ スベリヒユ
アカネ フタバムグラ
オオバコ タチイヌノフグリ
アゼナ ウリクサ
アゼナ
アメリカアゼナ
シソ トウバナ
サギゴケ トキワハゼ
ハマウツボ コゴメグサ
キク ヨモギ
ノコンギク
アメリカセンダングサ
トキンソウ
タカサブロウ
オオアレチノギク
ニガナ
アキノノゲシ
ハハコグサ
セイタカアワダチソウ
オニノゲシ
ウコギ ノチドメ
オオチドメ
セリ セリ
ウキゴケ イチョウウキゴケ
33 38 30 44

河北潟湖沼研究所の田んぼ(KFu96)農薬・肥料の情報(2020年産)

農薬の使用状況

農薬不使用

・・・農薬は一切使用していません。

◎ネオニコチノイド系農薬不使用(苗にも使っていません)

◎ラジコンヘリによる殺虫剤の空中散布なし

◎畦の除草剤不使用

肥料の使用状況

有機発酵鶏糞(使用時期:2020年4月25日)(使用量:75kg)

有機アグレットeco825(使用時期:2020年4月25日)(使用量:30kg)

牡蠣殻(有機石灰)(使用時期:2020年4月26日)(使用量:30kg)

有機発酵鶏糞(使用時期:2020年8月2日)(使用量:15kg)

河北潟湖沼研究所の田んぼ(KFu96)の品種(2020年産)、その他の情報

品種

コシヒカリ

田植え日

2020年5月31日

生きもの調査について(2020年)

調査実施項目

1)昆虫スイーピング調査

2)底生生物調査

3)植物調査

*調査員 川原奈苗(NPO法人河北潟湖沼研究所)

 

予約購入はこちら

HOME

生きもの元気米に関するお問い合わせはこちらまで

NPO法人河北潟湖沼研究所 E-Mail kome@kahokugata.sakura.ne.jp

河北潟湖沼研究所が運営しているサイトです



生きもの元気米 はNPO法人河北潟湖沼研所の登録商標です。

NPO法人河北潟湖沼研究所 〒929-0342 石川県河北郡津幡町字北中条ナ9-9 電話076-288-5803 fax076-255-6941

Copyright (C) Kahokugata Lake Institute