河北潟湖沼研究所が農家と取り組む河北潟の水辺・田んぼの生物多様性を保全するお米
このページでは、石橋農園さんの生きもの元気米について、以下の情報をご覧いただけます。
こちらのページで紹介しています。
石川県金沢市湖南町140
2015年5月7日、田植え直後の石橋さんの田んぼ | 7月20日の様子 |
8月18日、田んぼの様子 | 9月15日、稲刈り。干拓地の中にある石橋さんの田んぼ。 広々とした河北潟干拓地のかんじが伝わるかな・・・? |
2015年から生きもの元気米に参加された石橋農園さんの田んぼは、河北潟干拓地にあります。田んぼの東隣は、石橋農園さんの野菜や桃が無農薬で栽培されています。畑との境界に立てられている竹柵の中ではスズメが繁殖しています。近くでケリが繁殖しているため、調査中は上空がとても騒がしく、足下では、カマキリやトノサマガエル、ニホンアマガエルがでてきます。植物では、タカサブロウやアゼナ、ツユクサ、ボントクタデなどが田んぼの縁でみられます。
1)昆虫スイーピング調査
2)底生生物調査
3)植物調査
*調査員 高橋奈苗(NPO法人河北潟湖沼研究所)、黒川貴弘(NPO法人河北潟湖沼研究所)
*生きもの調査の結果はこの下に田んぼの生きものリストでご確認いただけます。
鳥類 | ケリ |
スズメ | |
ハシボソガラス | |
両生類 | トノサマガエル |
ニホンアマガエル | |
シュレーゲルアオガエル |
昆虫 | |
科名 | 種名 |
ケラ科 | ケラ |
カマキリ科 | チョウセンカマキリ |
水生生物 | |
ミミズの仲間 | イトミミズの仲間 |
昆虫の仲間 | ユスリカの仲間 |
科名 | 種名 |
トクサ | スギナ |
タデ | ボントクタデ |
オオイヌタデ | |
ナデシコ | オランダミミナグサ |
アブラナ | スカシタゴボウ |
バラ | ヘビイチゴ |
ブドウ | ノブドウ |
マメ | クサネム |
シロツメクサ | |
ヤハズエンドウ | |
トウダイグサ | エノキグサ |
アカメガシワ | |
ヤマゴボウ | ヨウシュヤマゴボウ |
セリ | セリ |
ツユクサ | ツユクサ |
イボクサ | |
ゴマノハグサ | アメリカアゼナ |
イネ | メヒシバ |
イヌビエ | |
スズメノテッポウ | |
スズメノカタビラ | |
オオスズメノカタビラ | |
アキノエノコログサ | |
カヤツリグサ | カヤツリグサ科の一種 |
キク | ヨモギ |
アメリカセンダングサ | |
オオアレチノギク | |
タカサブロウ | |
ヒメジョオン | |
ノボロギク | |
セイタカアワダチソウ | |
オニノゲシ | |
セイヨウタンポポ |
カミオンMX(使用時期:2015年5月15日)(使用量:1kg/10a)
*この使用量は石川県の慣行栽培で使用される農薬の使用回数に比べて、約7割少ない量です。
◎ネオニコチノイド系農薬不使用(苗にも使っていません)
◎ラジコンヘリによる殺虫剤の空中散布なし
◎畦の除草剤不使用
牛ふん堆肥(使用量:264kg/10a)
鶏ふん(使用量131kg/10a)
コシヒカリ
2015年5月6日
2015年9月15日、16日