河北潟湖沼研究所が農家と取り組む河北潟の水辺・田んぼの生物多様性を保全するお米

生きもの元気米

農事組合法人Oneさんの2017年(田んぼ:OSa159)生きもの元気レンコン情報

この田んぼは2014年、2015年は生きもの元気米を農薬不使用で栽培、2016年からは農薬不使用でレンコンを栽培しています。

Oneさんのこの他の生きもの元気米田は下記からご覧ください

農家紹介 農事組合法人Oneさん

こちらのページで紹介しています。

田んぼ(OSa159)の場所

生きもの元気レンコンを作る田んぼの住所

石川県金沢市才田町戌159(約3,510平方メートル)

Oneさんの生きもの元気レンコン田んぼ(OSa159)の様子(2017年)

5月17日の田んぼ 6月18日の田んぼ

5月17日、水面に小さな葉をのぞかせています。

6月18日、ひと月で大きな葉が一面に広がっています。
7月26日の田んぼ  

7月26日、水面が見えないほど大きく成長した葉の合間に、大きな白いハスの花があちこちで咲いています。

 

調査員からひとこと ~ Oneさんの田んぼ(OSa159)はこんなところ!

生きもの元気米を2年間実施し、3年目にレンコンに切り替わりました。「生きもの元気レンコン」誕生です。田んぼ内の環境は大きく変わり、見られる生物も変わりました。たくさんの肥料が施されたレンコン田には、アカムシユスリカがたくさんみられます。レンコンの葉が展開されるとともに、ホタルイが群生し、湿原がひろがりました。肥料をとられるため、雑草は農家さんにより手作業で丁寧に除去され、夏には大きなレンコンの葉が一面にひろがり、白い大輪の花が咲きました。畦の植物は昨年までとあまり変わらず、背丈の低い種類が増えたように思います。シャジクモも群落がみられました。調査中、レンコン田の上をツバメがよく飛翔するのが印象的でした。きっと小さな虫がたくさん生まれているのでしょう。

生きもの調査について(2017年)

調査実施項目

1)昆虫スイーピング調査

2)底生生物調査

3)植物調査

*調査員 川原奈苗(NPO法人河北潟湖沼研究所)

*生きもの調査の結果はこの下に田んぼの生きものリストとして表示しています。

 同じ田んぼの2014年のリストはこちら、2015年のリストはこちらで、2016年のリストはこちらです。

Oneさんの田んぼ(OSa159)の生きものリスト(2017年)

陸の生きもの(動物)

しばらくお待ちください。

水の中の生きもの(動物)

しばらくお待ちください。

Oneさんの田んぼ(OSa159)の植物

植物リスト
確認種(年別)
科名 種名 2014年 2015年 2016年 2017年
シャジクモ シャジクモ
トクサ スギナ
ドクダミ ドクダミ
サトイモ ウキクサ
オモダカ オモダカ
ツユクサ イボクサ
ミズアオイ コナギ
ガマ ヒメガマ
イグサ ヒメコウガイゼキショウ
イグサ
カヤツリグサ チャガヤツリ
コゴメガヤツリ
カヤツリグサ
ホタルイ属の一種
カヤツリグサ科の一種
イネ スズメノテッポウ
ヒメコバンソウ
メヒシバ
イヌビエ
アゼガヤ
オオアワガエリ
スズメノカタビラ
オオスズメノカタビラ
アキノエノコログサ
フシネキンエノコロ
キンポウゲ タガラシ
キツネノボタン
アカバナ チョウジタデ
マメ クサネム
コメツブツメクサ
シロツメクサ
ヤハズエンドウ
バラ ヘビイチゴ
トウダイグサ エノキグサ
オトギリソウ コケオトギリ
スミレ オオタチツボスミレ
ツボスミレ
アブラナ タネツケバナ
イヌガラシ
スカシタゴボウ
タデ スイバ
エゾノギシギシ
ナデシコ オランダミミナグサ
ノミノフスマ
サクラソウ コナスビ
アゼナ アメリカアゼナ
アゼナ
サギゴケ トキワハゼ
キク ヨモギ
アメリカセンダングサ
トキンソウ
タカサブロウ
ヒメジョオン
ヒメムカシヨモギ
オオアレチノギク
ニガナ
ハハコグサ
ノボロギク
セイタカアワダチソウ
オニノゲシ
セイヨウタンポポ
ウキゴケ イチョウウキゴケ
28 36 36 36

Oneさんの生きもの元気レンコン(OSa159)農薬・肥料の情報(2017年産)

農薬の使用状況

農薬不使用

・・・農薬は一切使用していません。

肥料の使用状況

しばらくお待ちください。

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