河北潟湖沼研究所が農家と取り組む河北潟の水辺・田んぼの生物多様性を保全するお米

生きもの元気米

農事組合法人Oneさんの2022年産(セリの田んぼ:OSa2792)の生きもの元気米情報

Oneさんは2022年は2枚の田んぼ(OSa278、OSa2792)で生きもの元気米を、1枚(OKo7)でレンコンを作ってくださいます。ここでは2016年より生きもの元気米の生産を始めた田んぼ:OSa2792の情報を紹介しています。

お米の品種は石川県独自の品種「ゆめみづほ」です。

  予約購入はこちら

農家紹介 農事組合法人Oneさん

農事組合法人Oneさんは40代のメンバーが中心となり、代表・宮野一さん、副代表・宮野義隆さんご兄弟を中心に、「いい土作り」を第一に農業に取り組まれています。
詳しくはこちらのページで紹介しています。
 

田んぼ(OSa2792)の場所

生きもの元気米を作る田んぼの住所

石川県金沢市才田町戌279-2 (約1,438平方メートル)

Oneさんの生きもの元気米田んぼ(OSa2792)の様子(2022年)

7月6日の田んぼ 7月6日田んぼのオモダカ

7月6日の田んぼの様子

7月6日の田んぼ、オモダカが田んぼ内に増えています

   
 

今年の田んぼスター: セリ

 ところどころ畦が低くなっていたり、稲が植わっていない場所があり、そうしたところにセリがたくさん生えるようになりました。ミゾソバやゴウソなど湿地性の背丈の低い草が増えると、田んぼ全体が優しい雰囲気になります。

調査員からひとこと ~ Oneさんの田んぼ(OSa2792)はこんなところ!

 生きもの元気米7年目の田んぼです。この田んぼは生きもの元気米の中で、河北潟(湖)に一番近いところにあります。今年も畦にセリがたくさん見られ、ミゾソバやゴウソなど湿地性の背丈の低い草が目立ちました。数年前から田んぼの中にオモダカが増え、今年もオモダカが大きく育ってしまいました。夏にはキリギリスの類やクモ、テントウムシ類など益虫がバランスよく確認されました。早生の品種のため、まわりの田んぼより早く黄金色の稲穂が首を垂れました。

  予約購入はこちら

Oneさんの田んぼ(OSa2792)の生きものリスト

陸の生きもの(動物)
科名 種名 2016 2017 2018 2019 2020 2021
鳥類
タカ科 トビ
キジ科 キジ
カラス科 ハシボソガラス
ツバメ科 ツバメ
ムクドリ科 ムクドリ
スズメ科 スズメ
セキレイ科 ハクセキレイ
両生類
アマガエル科 ニホンアマガエル
アカガエル科 トノサマガエル
昆虫類
トンボ目 シオカラトンボ
アキアカネ
ウスバキトンボ
アオモンイトトンボ
クモ目 アシナガグモのなかま
カニグモのなかま
ハエトリグモのなかま
バッタ目 イナゴのなかま
バッタ目 ハネナガイナゴ
オンブバッタ
カメムシ目 セジロウンカ
ヒメトビウンカ
トビイロウンカ
アワダチソウグンバイ
ツマグロヨコバイ
ヒメフタテンヨコバイ
ミドリカスリヨコバイ
イネホソミドリカスミカメ
タイリクヒメハナカメムシ
コウチュウ目 ヒメガムシ
ハエ目 ガガンボのなかま
ヒメガガンボのなかま
ユスリカのなかま
ミナミヒメヒタラアブ
アシナガバエのなかま
ヒゲナガヤチバエ
ニクバエのなかま
ハエのなかま(小型種)
ハチ目 セグロアシナガバチ
ヒメバチのなかま
ハチのなかま(小型種)
チョウ目 モンシロチョウ
27 5 6 6 5 3
水の中の生きもの(動物)
科名 種名 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
両生類
アマガエル科 ニホンアマガエル(幼生)
アオガエル科 シュレーゲルアオガエル(幼生)
昆虫類
コウチュウ目 ゴマフガムシ
カメムシ目 アメンボのなかま
マツモムシ
ハエ目 ガガンボのなかま
ユスリカのなかま
二枚貝類
ドブシジミ科 ドブシジミ
シジミ科 マシジミ
巻貝類
タニシ科 ヒメタニシ
モノアラガイ科 ヒメモノアラガイ
ハブタエモノアラガイ
サカマキガイ科 サカマキガイ
ミミズ類
イトミミズ科 イトミミズのなかま
ジュズイミミズ科 ハッタミミズ
ヒル類
イシビル科 イシビルのなかま
甲殻類
カイエビ科 カイエビ
14 1 7 2 0 0 6
 
 

Oneさんの田んぼ(OSa2792)の植物

植物リスト
科名 種名 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
トクサ スギナ
イノモトソウ ヒメミズワラビ
サトイモ ウキクサ
オモダカ オモダカ
ラン ネジバナ
ツユクサ ツユクサ
イボクサ
ミズアオイ コナギ
イグサ イグサ
カヤツリグサ ゴウソ
コゴメガヤツリ
カヤツリグサ
テンツキ
ヒデリコ
イネ スズメノテッポウ
メリケンカルカヤ
カズノコグサ
ヒメコバンソウ
メヒシバ
ケイヌビエ
アゼガヤ
チガヤ
ネズミムギ
オオアワガエリ
スズメノカタビラ
オオスズメノカタビラ
ヒエガエリ
フシネキンエノコロ
キンポウゲ タガラシ
キツネノボタン
アカバナ チョウジタデ
マメ クサネム
シロツメクサ
ヤハズエンドウ
ヤブツルアズキ
バラ ヘビイチゴ
ノイバラ
トウダイグサ エノキグサ
オトギリソウ コケオトギリ
アブラナ タネツケバナ
イヌガラシ
スカシタゴボウ
タデ ヤナギタデ
ボントクタデ
スイバ
アレチギシギシ
ギシギシ
ナデシコ オランダミミナグサ
コハコベ
ノミノフスマ
アカネ ヤエムグラ
フタバムグラ
オオバコ オオカワヂシャ
アゼナ アメリカアゼナ
シソ トウバナ
イヌトウバナ
ヒメジソ
サギゴケ トキワハゼ
キク ヨモギ
アメリカセンダングサ
トキンソウ
アメリカタカサブロウ
タカサブロウ
ヒメジョオン
ハルジオン
オオアレチノギク
ニガナ
ハハコグサ
セイタカアワダチソウ
オニノゲシ
セイヨウタンポポ
ウコギ オオチドメ
チドメグサ
セリ セリ
ウキゴケ イチョウウキゴケ
42 48 27 31 27 20 16

ゴウソ
セリ ゴウソ
イグサ  
イグサ  

Oneさんの生きもの元気米(OSa2792) 農薬・肥料の情報(2022年産)

農薬の使用状況

・田んぼの中で使用された農薬

・田んぼでの農薬使用状況:除草剤 忍(使用時期:2022年4月23日)(使用量:1kg/10a)

・苗に使用された農薬 なし

◎ネオニコチノイド系農薬不使用(苗にも使っていません)

◎ラジコンヘリによる殺虫剤の空中散布なし

◎畦の除草剤不使用

*この使用量は石川県の慣行に比べて、約9割少ない量です。

肥料の使用状況

・マイティコート早生一発(使用時期:2022年4月23日)(使用量:30kg/10a)

・乾燥鶏糞(使用時期:2022年4月16日)(使用量:80kg/10a)

Oneさんの生きもの元気米(OSa2792)の品種・その他の情報(2022年産)

品種

ゆめみづほ

田植え日

2022年4月23日

Oneさんのこの他の生きもの元気米田は下記からご覧ください

 

生きもの調査について

調査実施項目

1)昆虫スイーピング調査

2)底生生物調査

3)植物調査

*調査員 川原奈苗(NPO法人河北潟湖沼研究所)

予約購入はこちら

 

HOME

生きもの元気米に関するお問い合わせはこちらまで

NPO法人河北潟湖沼研究所 E-Mail kome@kahokugata.sakura.ne.jp

河北潟湖沼研究所が運営しているサイトです



生きもの元気米 はNPO法人河北潟湖沼研所の登録商標です。

NPO法人河北潟湖沼研究所 〒929-0342 石川県河北郡津幡町字北中条ナ9-9 電話076-288-5803 fax076-255-6941

Copyright (C) Kahokugata Lake Institute