研究所メンバー紹介
氏名 | 福原 晴夫 | ||
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役職 | 研究員 |
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新潟大学名誉教授 |
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資格等 | 理学博士 |
専門分野・得意分野 陸水生態学 |
キャリア 大学教員 (新潟大学教育学部) |
スキル等 陸水生物のうち特にベントス、水生植物の生態学的研究、水質解析、湖沼学 |
これまでの研究成果 ユスリカ・イトミミズの生態学的研究,砂丘湖の陸水生態,尾瀬ヶ原のアカシボ研究、地域(新潟県)湖沼学、熱帯(ブラジル、インドネシア)の湖沼研究、ヨシ・マツモ・ヒシ・アサザ・コウホネ等の水生植物の生活史研究 |
自己紹介 2013年秋に入会しました。それ以前は新潟大学教育学部で、生物学を担当し、主に専門である陸水生態学(湖沼学)を教えてきました。これまで、湖沼生物特にベントスと言われる泥の中に生息するユスリカやイトミミズの生態、湖沼全体の物質循環における役割や水質との関係、水生植物特に、ヨシやヒシ、アサザ、オニバス、ガガブタなどの生活史の研究、砂丘湖といわれる砂丘内に分布する湖沼の水質や生物の特徴、熱帯(ブラジル、インドネシア)湖沼生物の生態学的などを手掛けてきました。 河北潟を中心とする石川県の湖沼の陸水学的研究をすこしでも手がけられればと思っています。現在貴重な水生植物となっているガガブタやアサザは異型花柱性といって長い雌しべと短い雌しべを持った個体があり、これらが同じ湖沼に分布していないと種子による繁殖はできないとされていますが、これらが河北潟や県内の湖沼でどんな分布をしているのかなどの課題を具体的に考えているところです。 |