外来植物除去活動
外来植物の増加2000年ごろから河北潟周辺の水辺にチクゴスズメノヒエが見られるようになりました。チクゴスズメノヒエはイネ科の外来植物です。それはわずか数年で爆発的に増え、水路の出口をふさぎ水が流れなくなる、ポンプがつまる、水面を覆うように広がり他の植物の生育に悪影響を与える、などの問題がでてきました。 右の写真がチクゴスズメノヒエです。 河北潟湖沼研究所では2005年から除去活動をはじめました。 |
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除去活動の実践河北潟湖沼研究所ではこのチクゴスズメノヒエをはじめとする侵略的外来植物の河北潟周辺での分布状況を把握するとともに基礎的調査をおこなっています。また、河北潟周辺での外来植物についての対応を検討するため関係機関が集まった「河北潟外来植物対応方策検討委員会」では、除去活動のための情報提供をし、除去活動を実践しています。 手作業中心の除去活動私たちの除去活動はおもに手作業で行っています。大型の機械では取り除くことができない細かな部分まで丁寧に除去し、取り残しから再び増えることがないように、また、他の植物まで根こそぎとってしまうことがないように活動しています。手間はかかりますが、こうして除去した場所では、チクゴスズメノヒエが少なくなり、在来植物が戻ってくるところもでてきています。 |
除去活動にご参加ください
詳毎年11月ごろ、除去活動を行っています。 時期が近づきましたらこちらのブログでご案内しています。 |
本活動の実施にあたり、2010年度セブンイレブンみどりの基金より助成をいただきました。