協働の米作り 七豊米

ここでは七豊米田んぼや活動の様子を紹介しています。

七豊米は販売も行っています。こちらよりご購入いただけます。

 

 

豊かな田んぼを目指して

河北潟湖沼研究所では2012年より、河北潟の南にある小さな田んぼで米作りをはじめました。農薬をつかわずに、また周辺の水路を人の手により適切に手入れすることで、たくさんの生きものがすむ豊かな田んぼを目指しています。

 

農薬は一切使いません

最近問題となっているネオニコチノイド系農薬をはじめとした殺虫剤や、除草剤などの農薬はいっさい使っていません。

 

苗から育てるハサ干し米

2014年は田んぼの中に水苗代をつくり、苗を育てるところから始めました。2015年からは種籾から作っています。刈り取った稲は機械ではなく、天日でハサ干ししています。

 

田植え前の水苗代

七豊米の田んぼは土水路があります

最近の田んぼの水路は手入れのしやすいコンクリート製のものが多くなっていますが、七豊米の田んぼの脇には、今ではめずらしくなった土の水路があります。土でできた水路はなかなか手間がかかります。人の手によるこまめな手入れがないと土砂で埋まったり、外来植物がはびこったりします。そんな土水路ですが、さまざまな生きものの居場所になったり、希少な植物の生育場所になったりしています。地域にとって貴重な場所になっています。農薬を使わない七豊米作りは、生きもののすみかを守ります。

 

ニホンアカガエル

みんなの力でつくる七豊米

農薬をつかわないので、田んぼには雑草がたくさん生えてきます。また、土水路の手入れにも力が必要です。そこで地域住民に協力をよびかけて参加を募り、大勢の力で雑草を抜き取り、稲を育て、土水路の手入れをします。

田植え

参加しよう*協働の七豊米作り

畦塗り、田起し、肥料まき、田植え、草取り、稲刈り・・・協働の米作りではさまざまな作業を参加を募って協働作業でおこなっています。
作業日時等は河北潟湖沼研究所メールマガジンやフェイスブックページやブログ等でお知らせしています。

稲刈りの日

販売もしています*七豊米

収獲した七豊米は作業参加者に配分するほか、販売も行っています。
ネットショップ「河北潟湖沼研究所のお米屋さん」やイベント等で販売しています。

ネットショップはこちらです。
河北潟湖沼研究所のお米屋さん

ハサ干し

2013、2014年度の活動では一般社団法人アクトビヨンドトラストより助成を受けています。

2015~2016年度の活動では地球環境基金より助成を受けています。

2017、2018年度の活動では未来につなぐふるさとプロジェクトより助成を受けています。

 

 

これまでいただいたご支援について

河北潟湖沼研究所は多くの団体、企業等の皆様に支えられて活動を継続しています。

 

ドコモ市民活動団体助成(令和5、6年度)

LUSH RE:FUND LOCAL(令和4-5年、6年)

エフピコ環境基金(令和3-6年度)

地球環境基金(平成26-28年度、29-31年度、令和2-4年度)

ゆうちょ エコ・コミュニケーション(令和2-3年度)

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(ご寄付いただきました)

高木仁三郎市民化学基金(平成31年)

未来につなぐふるさと基金(平成29~30年度

一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(平成25~27年度、31年度)

Panasonic NPOサポートファンド(平成24~25年度)

国際花と緑の博覧会記念協会概要(平成24年度)

トヨタ財団2011年度地域社会プログラム (平成23年度)

損保ジャパン日本興亜環境財団(平成23年度)

セブンイレブン記念財団みどりの基金(平成22年度)

ドコモ市民活動助成

 

地球環境基金

 

ゆうちょ エコ・コミュニケーション

これまでの受賞について

日本自然保護大賞(平成26年度)

生物多様性アクション大賞(平成26年度)

日本水大賞(平成24年、第14回)

いいね金沢環境活動賞(平成22年度)

 

河北潟湖沼研究所